全作品, 彫刻作品

月下桜 ~佐藤義清(さとうのりきよ/1118年 – 1190年)

楠/H460xW200xD210(mm)

平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての武士・歌人。のちの西行。

北面の武士として鳥羽上皇に仕え、和歌のみならず武芸にも堪能だったが、突如出家し、名を「西行」と改めて遁世する。

西行(義清)は月や桜を愛し、それらの歌も数多く残した。


出家の動機には諸説ありますが、この作品では「高貴な女性に叶わぬ恋をした末に出家した」という説を採っています、春の月明かりに照らされた桜を見上げ、風に舞う花びらに手をかざしている場面を表現しました。

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