全作品, 仏教彫刻

投華得仏(とうけとくぶつ)

楠/H420xW150xD180(mm)

空海(774年 – 835年)、諡号・弘法大師は、平安時代初期の僧侶。中国より真言密教をもたらした真言宗の開祖である。

『この日、大悲胎蔵大曼荼羅に臨んで、法に依って花を抛つ(なげうつ)に、偶然にして中台毘盧遮那如来の身上に着く。阿闍梨(恵果 – けいか)讃していわく、不可思議不可思議なりと、再三讃歌したもう』

遣唐使船によって唐に渡った空海は、恵果阿闍梨(けいかあじゃり -密教の正統後継者である僧侶-) と出会い、正統な密教の師となるために“投華得仏”という儀式に進む。“投華得仏”とは、目隠しをして曼荼羅の上に華を投げ、華の落ちたところに描かれている仏と縁を結ぶ儀式である。空海が目隠しをして花を投じると、その花は密教最高の仏である大日如来に落ちた。


この作品では、空海と大日如来の縁が結ばれた奇跡的な瞬間を表現しました。

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