全作品, 仏教彫刻

稚児大師(ちごだいし)

楠/H350xW270xD250(mm)(総高:700mm)

空海の遺戒である「御遺告」には、「5,6歳の頃、いつも八葉の蓮華の中に坐って諸々の御仏たちと言葉を交わしている夢を見た」という一節がある。

その様子を描き出し、独立した尊像としたのが「稚児大師」で、仏像のような完成された造形ではないが、人間の生々しさを感じさせてはいけない。それでいて、手を合わせる尊像であり、幼子の愛らしさを内包しながらも、後に日本仏教界の巨人「空海」となる気品と神々しさを備える。


この作品では、幼い空海が御仏たちと語らう喜び、その最中にあるお姿を表現しました。

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